361〜365
――――――――――――――――
夜は全てを包み込んでくれるだけだった
それでもいいと願ったのは僕
だってそうでもしなけりゃ
君のいない夜の孤独に耐えられずはずなく
硝子細工の想い守れなかったんだ
――――――――――――――
本当はちょっとかなしかったのだ
だからって素直になることに臆病で
優しさを貰うことから逃げていた
いつだって君は僕の隣りにいて
変わらず愛してくれたのに
――――――――――――――
君を失った私だった
夢を見つけられない僕だった
泡沫の恋に誰かが泣いた夜もあり
けれど世界は動き続けてる
なんでもないことこそ幸せなんだと
――――――――――――――
せめてあなたを想い続けていたい
例えそれがわがままだと言われても
無力な僕は他にどうする術も知らない
ひっそりとほんのりと温めて行こう
この想い叶うその日まで
――――――――――――――
汽車は動き出す
真っ直ぐ真っ直ぐ
僕の心を射抜く
君のまなざしのようで
眩しさに目を細めた
――――――――――――――