■ 戻る ■ 

306〜310

――――――――――――――――


絶対に追い越してやる

不適な横顔の影に

不安な翳りがあること

僕だけは知っているから

だからこそ側にいる

――――――――――――――


これ以上君を傷つけてなるものか

君はもう十分に傷付いただろう

あの男だけは止めておけと

言えば良かったのか今も悔やむ

ねぇ君 今こそ幸せになろう

――――――――――――――


俺が君を幸せにしてやるから

強引に引き寄せた腕は

驚くほどに華奢で 今にも折れそうで

それだけのことに涙ぐんで

もう君を離さないと誓った

――――――――――――――


ずっと傍に居ることを誓った

少なくともあの日あの時は

二人重なる気持ちだったよね

それなのに いつのまにか気が付けば

ずれはじめた二人を止められなかったけれど

――――――――――――――


君と僕の生き方が違うだけ

その違いをいち早く見つけたのは

他ならぬ君だったね

別れたこと 後悔していないかい

弱虫な僕は今でも君を想い出すよ