296〜300
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あぁ、僕は生きてるんだ
掌に視線を落とす
掴み損ねた夢の残滓が
残っている気がして
もう一度やり直そうと決めた
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僕と結婚して欲しい
まるで「おやすみ」の挨拶をするように
あまりにも君が自然に云うもんだから
僕は一度ゆっくりと瞬きをして
脳内を空っぽにして そして微笑んだ
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私はただ頷くの
だって それしか知らないもの
否定の言葉を教わらなかった
言いなりになって生きてきた
黒く塗りつぶされた世界の果てで
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私はそこに向かって歩き出すの
今は小さな点にしか見えない光も
こうやって一歩ずつ進んでいけば
きっといつかトンネルの出口に辿り着く
願わくば 君が待っていてくれればいいな
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僕らはまだ顔をうかがっている
恐る恐るで初々しくて
そんな僕らの関係を
いつか時が経ち思い出したとき
素敵だと思っていいよね
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