■ 戻る ■ 

201〜205

――――――――――――――――

全ては君が 呼び起こしたような 奇跡

それくらい 僕と君との出逢いは素敵だった

それ故に突然の別離に 僕は途方に暮れた

何故に 君が僕の腕から去ったのか分からず

けれど今は 分からぬままにしておきたくて

――――――――――――――


君がいなくなってから

僕の心は空腹のまま

いつだって空っぽのままさ

僕の心を満たしてくれるのは

君しかいないってこ

失ってから気が付いたよ

――――――――――――――

開けた窓から吹き込んできた秋風に誘われるようにして

日曜日の昼下がり 僕は独り街を行く

背伸びをして見上げれば 空も雲も秋模様で

街路樹さえもが いつのまにか色付いている

この広い宇宙 青い地球 その中の僕という ちっぽけな存在

大気に包まれて深呼吸をしたら

なんだか昨夜ぐすぐずと悩んでいたことが

まるで嘘だったかのように

僕の心に吹き込んだ秋風が 憂鬱を吹き飛ばしてくれた

石畳を踏みしめる足音が軽やかになるほどに
――――――――――――――

育つものだったんだ

どんなに自分を戒めていても

君への想いは止まることを知らず

溢れ出しそうなほど

好きがいっぱい

――――――――――――――

君が云った

永遠に愛してる

そんなの嘘だと知っていたれど

僕は騙されたふりをして

優しく はにかんで微笑った

そうすることで

疑心も猜疑も消えてなくなるんじゃないかと

一瞬でも淡い期待を抱きたかったんだ

君のことを信じられないこと

本当は僕が一番辛いから