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146〜150

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君は簡単に 見破ったよね

僕の心に潜む翳り そして 焦燥を

大切に想っていたことは本当なのに

いつしか僕は見失っていた

共に生きる意味を はき違えていたんだ

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天窓から差し込む陽光に誘われて
僕は珍しく朝寝坊だよ
実を言うと 目覚めたときに君がいればいいなって
贅沢を夢見たけれど そんなわけもなく
腕枕の時みたいに真っ直ぐ伸ばした腕
いないはずの君の頭の重みを思い出していた

寝転がったまま見上げた天窓
降り注ぐキラキラ
いい具合に 僕の腹の虫が鳴き出している
ブランチと洒落込もうか

さぁ 君を迎えに行こう

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明け方そろそろ寒くなり
「今夜はシチューが食べたいね」
パジャマの前をかき合わせ
君がふるりと肩震わせて
寒そうな唇でリクエスト
「それじゃあ今夜はシチューだね」
僕も今から浮かれ気分さ

じゃがいも皮むき
人参切って
粒とうもろこし
お肉は鶏(とり)で
玉葱さんには泣かされた
窓辺のラジオが奏でる歌を
なぞって僕も歌い出す

コトコトこっとん
ぐつぐつ煮込む
身体もほこほこ
温まるかな
今夜はシチュ
ー 少し気取ってパイ包み
パイの中から現れるのは
シチューという名の僕の愛

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例えば
君という部品 僕という歯車
どちらが欠けても
世界は成り立っていかない
そんなふうに自負していたって
いいんじゃないかな
確かに僕らは ちっぽけで壊れやすくて
硝子細工のように繊細だけど
それゆえ出来ることもある
真ん中に立てなくたって
名声とは無縁でいたって
僕には僕の 君には君の
存在意義があり価値があり意味がある
流されることなく 生きていこうよ
風に舞う木の葉のように 舵を見失っても
また最初から始めればいい
君と僕 とっておきの二人でさ

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君の残した温もりが 今の僕の救いなんだ

あれだけ君を傷付けておいて

今更そんなことを言う資格もない僕だけど

でも君に出逢えて 君からの想いをもらって

勇気を得たことは 変えようもない事実