141〜145
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露出した肌 ふと寒さを感じた夜
この空の向こうに君がいるのだと
ベランダの柵 寄りかかったまま
僕は何度も何度も確認した
ねぇ
月が綺麗だよ
星は明るいかな
雲はどんな形
風の匂いは
遠く離れて暮らす僕たちだけど
見上げた空は繋がっている
不思議だね
今 同じ月を見てるんだ
それだけのことが こんなにも嬉しくて
不覚にも 僕は一人涙ぐむ夜なんだよ
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二人は未来を切り開く力を持っている
いつだって信じていようよ
この広い宇宙 幾つもの必然を繰り返し
僕らが出逢い恋に堕ちた奇跡を胸に抱き
明日への扉を開けようよ
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泣くなんて卑怯だよ
君の噛みしめた唇が
林檎のように赤かった
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この楽しさが積み重なるほどに
帰る時刻が近付いていることから
目を背けずにいられなくて
いっそ乗り遅れてしまいたいと願うほど
君と離れたくなかったんだ
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甘い甘い砂糖菓子の家で
僕は君を待っていた
両手一杯にお菓子を抱え
朗らかに君がドアを開け戻るのを
けれど 君はいつまでたっても
戻らなかったね
僕のドアではなく 他の男のドアを
ノックしたのだと風の便りに聞いた
橙色の南瓜
刳り抜かれた伽藍堂
虚ろな僕の心のようで
おまえも本当は寂しいのかと
問うて答えがあるはずもなく
ただ粛々と
秋の夜が更ける