■ 戻る ■ 

101〜105

――――――――――――――――

蒼い色した蒼い夜
僕は歯車拾ったよ
掌に乗せ眺めたら
そいつはコロリと
転がって転がった

欠陥品の僕みたい

なくしたカケラを
探してる探してた
僕が拾った歯車は
いつしかなくした
人を愛する心かも

――――――――――――――

サヨナラのキスをした

触れた唇は

誰よりも誰よりも

大好きだった君

――――――――――――――

必死に感じようとしている

僕から離れていく君の心を

滑稽なほど足掻いて もがいて

繋ぎ止めようとしているんだ

どうしようもないと分かっているのに

――――――――――――――

君と過ごす かけがえのない時間

その素晴らしさを知ってしまったからこそ

今 僕は独りの夜の寂しさも知る

――――――――――――――

僕は くるまれている

春は優しい風
夏は眩しい陽光
秋は落ち葉舞う木陰
冬は音もなく積もる雪

季節と共に いつだって
僕は くるまれている

安寧という心地よさを
もしも何かに例えたならば
それは僕をくるむ
君という柔らかなマント

――――――――――――――