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あの日 繋いでいた手を離した

ゆっくりゆっくり

掌から順に

最後の最後に指先を離すまで

僕はじっとしていた

独りになった君の手が寂しそうに

優しく僕の髪を撫でるのを

涙をこらえて受け止めた

君に泣き顔に見えなければいいと

願って祈って

僕は微笑ったつもりでいたけれど

本当は どう見えていたのかな

今も聞くのが怖い





あの日 繋いだ手を離したつもりでいたけれど

本当は今も繋がっているのだと

見えないだけで今も繋がったままなのだと

そう信じる僕をどうか笑わないで欲しい

そう信じていなければ

独りの夜を過ごすことさえ出来ず

泣いてばかりの僕をどうか赦して欲しい





青空を見上げては

君へと続く空を想い

夜空を見上げては

儚く輝くあの星に願う

ただひたすらに ただひたすらに

想いは千里をも翔る





あの日 繋いでいた手を離した

手を離しても

二人が離れても

繋がっていることを信じて