86〜90
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爪先立ちで空に向かう背中を見てた
太陽が眩しくて 君の白いTシャツも眩しくて
僕が少し目を細めたら
君は振り返って笑ったね
そのまま駆けだしてしまいそうだった君を
抱き寄せた夏が終わる
背中に回した両腕が 失った翼を求めているようで
こぼれる笑顔に君は涙を隠したんだね
その翼をもぎとってしまった僕を
赦して欲しいとは言わないけれど
僕の精一杯で君を護るから
どうか僕だけの天使でいて欲しい
振り返って笑った君の瞳に
いつまでも僕が映り続けるように
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脆く壊れそうな愛を
抱きしめるように僕は眠る
かけがえのない君だけに見せる
僕の心からの笑顔と一緒に
大切に大切に生きていこう
愛しさの欠片を集めて
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この手は受ける為じゃなく
掴むためにあるんだから
そう言って君は僕を抱き寄せたけど
本当は知っていたよ 気付いていたよ
その瞳に僕が映っていなかったこと
君がずっとずっと遠くを見ていたこと
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紫煙の向こう側
霞む横顔を見ていた
どこでなにを間違えたのか
それさえも分からないまま
君の唇が別れの言葉を紡ぐのを
気付かないふりして
僕はテーブルに頬杖をついてた
やがて紫煙も薄れ去り
煙草の香りも消えるころ
さようならを告げた唇で
僕らはさいごのキスをした
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君の右手を愛してた
どうしてかな
理由なんて見つからないけれど
ただなんとなく
そう君の右手が僕を撫でたから
それだけのことを
僕は忘れられずにいるのさ
とっくに君はいないのにね
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