346〜350
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それを人は『独占欲』と呼ぶ
半分こしたクッキーを無邪気に差し出す君を
その指先ごと絡め取って僕のものにしてしまいたいとか
君の視線の向こうにある全ての物にも者にも
僕は嫉妬を禁じ得ないんだ
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どんなにか満ち足りて幸せだろうか
例え ひとりよがりの行為でも
君を想わない夜はないほどに
僕の身体は内側から熱くなり
夜毎 ひとりの熱に浮かされている
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あの時は気がつかなかったよ
がむしゃらに ひたむきに
だって君を信じていたもの
嘘の上に構築された幸せさえもが
僕の世界のすべてだった
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もう 会えない まだ会いたい
花占いのように ぽつりぽつりと繰り返す
そうしていれば まるであの曲がり角から
いつものように君が悪戯な顔を覗かせるんじゃなかいと
救われない期待を捨てきれずにいる
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誰かの勇気に なりえるのだろうか
こんなどうしようもなく弱い僕でも
必要だよと 君は言ってくれるだろうか
それなら悪足掻きをしてみるのも悪くない
傷だらけの生き方さえ 胸を張れるさ