216〜220
――――――――――――――――
君が目指す光が差すほうにもう僕は居ない
それは疾うに分かっていたこと
哀しさが打ち寄せる波のように僕の胸を襲う
君と路を違えたことに
今こんなにも寂寥を覚える
――――――――――――――
ここには独りで立ち尽くす僕が居るだけ
君は君だけの路を 真っ直ぐ目指す路を行けばいい
僕には その背をそっと応援することしか出来ないけれど
生きた軌跡のなか 僕という小さな存在とすれ違ったこと
心の片隅に硝子の欠片のように刺さって残ればいい
――――――――――――――
僕の体の一部になった
コトコトコトコト…煮込みませう
柔らかな君 温かなスープ
骨まで食べてあげるから
そうして君は 僕のなかに生きるんだ
――――――――――――――
でもずっと好きでいさせて
それだけでいいから
例え君が振り向いてくれなくても
僕の心に君の面影を残して
季節は過ぎていくから
――――――――――――――
このアルバムに終わりはないよ
二人重ねていく頁(ページ)は
今日も明日も少しずつ…すこぅしずつ
倖せの足音を軽やかにたてながら
未来へと繋がっている