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一行詩
詩極に寄せた、一行詩です。
2006/09
独りの夜、君のことを想いながら歩く。
半分この月が寂しそうに僕を見下ろしていた。
強化硝子で出来た心なら、あるいは、
この辛い世界を傷付かずに生きられるだろうか。
こんなにも苦しいのに、こんなにも切ないのに、
こんなにも君が欲しいのに。君は何処なの。
ひたむきに走る僕を月夜が照らしていた。
柔らかい月光が僕を包んでいた。今宵は満月。
君が僕を愛してくれるなら、僕が君を愛しているなら。
その事実だけで、もういいよ、いいんだよ。
流されたくないのに2人を囲む流れは速くて。
僕は君の手を離さずにいられるだろうか。
君しか、いらない。それなのに、
僕の邪魔をする僕の自由を奪う僕の羽根をもぐ、
枷が外れないんだ。
君がくれた言葉、それだけを支えに僕は生きる。
哀しい時も辛い時も思い出すのはただ君のこと。
君の言葉は不思議な魔法。
泣き虫で寂しがり屋の僕の心を強くしてくれる。
ずっと2人で生きようね。
君の一番になれないことも、報われない恋なのも知ってる。
それでも、止められないんだ、この想い。
キッチンに立ち、君と二人で料理する。
そんなことさえ僕には叶わない夢物語なんだよ。
2006/10
抱きしめて欲しいよ。君の温もりが恋しいよ。
独りぼっちだよ。強くなれないよ。ねぇ…。
ケータイ越し寝惚けた君の声で1日が始まる。
それがどんなに素敵なことか君は知っているかい?
笑うことを失って生きていた僕に君が教えてくれた、
大好きも大嫌いも…そしてサヨナラも。
傷付いても傷付けられても、
僕には君しかいないって本当は分かってる。だからこそ苦しい。
嫌いになんてなれるわけがない。
どんなに傷付いても、僕はまた顔を上げて君を愛すよ。
心の中がざわついている。
君のこと信じたい、信じられない、逡巡を行ったり来たりなんだ。
真昼の月、見えない星、君がいて、僕がいる。
当たり前だけれど、とても大切なこと。
君が与えてくれた分、僕が一人でも平気になれた分。
合わせて未来、素敵な僕になれるといいな。
今なら分かるんだ、君の優しさの影に隠れていた嘘も裏切りも。
分かった今も愛してることも。
君のこと一生涯、手放したりしない。
そんな強気なことを言った僕だけど、本当は不安なんだよ。
君に送信出来ず保存されたまま結局は
消してしまったメールがあります。
言えなかった想いが募る…。
追いかけるほどに虚しくなった恋、
けれどいつしか君が僕を追いかけるようになったね。
2006/11
君の嘘に騙されてあげる。だって気付いてしまったら、
僕には耐えられない苦痛だもの。
今朝目が覚めたら空気が澄んでいて、
空の青さが目に痛いくらい眩しかったよ。君も見たかな。
透明なソォダ水に囲まれた赤いハートのゼリィ。
それは、君を愛する僕の心です。
君の好きな料理を思い浮かべながら、僕は今日もキッチンに立つ。
ねぇ、一緒に暮らしたいよ。
君の嘘に沢山傷付けられたけれど、
君の言葉に励まされたことも事実で。やはり君は必要なひと。
例えば小さな一歩でも、僕は確実に刻もうと思う。
夢を捨てられず夢に生きるために。
君を想えばこそ別れを選択しようと思う…なんて、偽善。
本当は自分が傷付きたくないだけさ。
夢を作り続けたいんだ、夢を送り続けたいんだ。
そうして、幸せになりたいんだ。
今日という日に生まれたこと、僕は感謝していいのかな。
生まれたこと祝っていいのかな。