君の手が僕を撫でた
愛おしむように
慈しむように
僕はその手を取って
そっと胸に抱いた
こんなに
愛した人はいない
激しさのなかにある優しさで
君の腕が僕を抱いた
指先が鎖骨をなぞる
唇が肌を吸う
呼気だけが静かな部屋に消えた
そして
君だけを愛すと
僕は誓った
たった1人の人しか愛せない僕を
君は不器用だと笑うだろうか
君に抱かれて痕になればいい
僕の心に 僕の身体に
消えない君を刻みつけて
もう他の誰も
僕を抱けないように
君の色で染めて 君の匂いに染めて
そうしたら僕は
心で君を抱きしめるから…